武道館は儚い夢だった。
夢見ていました。
予約したホテルから、千鳥ヶ淵を散策しながら武道館に向かう自分のすがたを。
爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」を何度もくちずさみました。
ペンフレンドはいなけど。
これまでのどの公演より、胸が高鳴っていました。
遠い昔、まだ女子大生だったころの気持ちを思い出している自分にクスッとわらったり、坂を上りながら、だんだんと高揚する気持ちがよみがえりました。
丘の上のあの玉ねぎのしたで、きっと15~16歳の自分たちを思い出すであろう彼らと、
同じ思いを共有できるのだと信じて疑わなかったのです。
二日間にわたりリダイアルを繰り返したあげく、
「 チケットをお取りすることはできませんでした」
やっぱり武道館は儚い夢でした。
ありがたいことに地元名古屋ガイシホールへは行けます。
千鳥ヶ淵はないけれど、駅からの連絡橋を渡り、今のKinKi Kidsを楽しんできます!!