おばちゃんが実写化映画について検索してみてもいいかな

最近マンガの実写化って多いなあと思い、あちこち検索いているうちに下記のまとめサイトをみつけた。

 

matome.naver.jp

 

あれもこれも、これもそれも。

これに小説の実写化を加えたら、ほとんどの邦画が原作ありの作品なのではないのか。

脚本家オリジナル、監督オリジナルな作品は 数えるほどしかない。

(あった、クドカン監督、われ等が長瀬智也主演の 「TOO YOUNG TO DIE!」)

 

原作ファンのお眼鏡にかなうのは難しいのかもとおもいきや、成功例も結構あるようだ。

 

matome.naver.jp

 

公開前は文句たらたらでも見てみたら「おっ、なかなか良いやないか。」という作品も、中には映画賞をとるような評価を受ける作品もあるということである。

結局のところ、映画として面白い作品になるかどうか。

しかし原作ありの作品の中には、安易に制作してるように見えてしまう作品もあるのは事実。

また映画としての作品の評価が原作にまで及ぶのではないかという不安もあるのかもしれない。そこを原作ファンは危惧しているから公開前からのバッシングだろう。

 

ファンは自分の大好きな作品には自分なりの世界観を持っていて、それは他の誰にもわからない。心の中にある世界観から大きくはずれてしまうことは決して認められない。

そんなファン心理も実写化を快く思えない一因なのかもしれない。

 

上記まとめサイトにも記載されている今夏公開の「秘密」は私の大好きなマンガ作品である。

主人公の薪警視には私なりのイメージがあって、思い入れもある。

それを生田斗真クンが演じてくれると聞いたときは、ジャニファンで斗真くんに好感を持っている私でも「ええっ…。」っと絶句してしまったほどである。

では観に行かないのかと言ったら、見に行く気満々なのだ。見に行きますとも。

 

そんなファン気持ちを受け入れて、いい作品にして下さることを願うばかり。

作品次第でバッシングが絶賛に変わるのだから。

 

 

少し古い話を。

私が初めて漫画原作の作品として意識したのは、「ベルサイユのばら」の舞台化だ。

(映画やドラマではないから少し違うといわれるかもしれないが)

とにかく、日本人がオスカル演じるのが許せなかった。

男装の麗人だから宝塚にぴったりという評も受け入れられなかった。

でも「ベルサイユのばら」は宝塚になくてはならない作品となり、1974年から何度も繰り返し上演されている。

私も一度見せていただいたが、そこにあったのは私の中の「ベルサイユのばら」ではなく、宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」であった。

まったく別の作品と感じた私は、素直に舞台「ベルサイユのばら」を受け入れることができたのかもしれない。観劇後は「よかった!!」と舞台に拍手を送っていた。

 

kageki.hankyu.co.jp

 

今回の検索で、原作に寄り添った作品にするも、別のアプローチで作るも、どちらもありで、どちらも面白くなる可能性を秘めていることが分かった。

私も自分の思いに捕らわれることなく、その作品を一つの作品として観なくてはいけないなあと気付くことができてよかったと思っている。