非実力派宣言
その昔、森高千里がバリバリのアイドルだった頃、こんな歌を歌ってました。
非実力派宣言*1
その時の自分を直視し的確な言葉で表現して曲にしてしまう、そのクレバーさにおばちゃんは感心したものです。
日経エンターテイメント今月号で光一さんが「実力主義」にも言及してることに少し驚いた。 (ネット記事になっているクレームによる自主規制の話より、こちらが興味深かった)
日本の芸能界は見る側も作る側も「実力主義」を求めない。
日本の舞台はスター主義だとの批判も何かで目にしたことがある。
最初は名前だけだったのはファンでも否めなかったが、そういった批判になにくそと思い、たゆまぬ努力を積み重ね、今では1400公演という実績もできた。
そんな自信もあるからこそ、このような意見がいえるのだろう。
スター主義舞台の筆頭と思われるジャニーズ。
私も、光一さんが出てるから帝劇までいくわけで。
非実力派かもしれないけど、侮ってはいけない。
たかがアイドル。されどアイドル。
スター主義で大いに結構。非実力派宣言からのなにくそ精神にこそ魅せられる。
私にとっては、そこからの物語が一番の見どころなのだから。
ただし、そこに物語という成長が見えないと離脱します。
つまらない作品が続いたら、ファンも去っていく。
立ち止まったらそこで終わりが来てしまうのだ。(ホントSHOCKのセリフの汎用性ったらないよね)