「継承」

3月31日の千穐楽で1500回を迎えるSHOCK。

38歳になった座長。

そんな事もあってか、SHOCKの記者会見で「後輩に譲ることは考えているのか?」ときかれたり、及川ミッチーの番組で王子の継承についてネタにして話したり、Myojoで王子継承の対談があったりするのを見て、私も少し「SHOCKの継承」について考えてみた。

 

「EndlessSHOCK」をそのまま継承するという事は、今のSHOCKと比較されないわけがなくプレッシャーが半端ないと思う。

また、私にとっても中々受け入れられる事ではない。

 

しかし思い返してみると、「SHOCK」はそもそも少年隊プレゾンでの演目の一つであった。

PLAYZONE - Wikipedia

 

また、光一による「SHOCK」も「MILLENNIUM SHOCK」からタイトルや演出を変えて上演している。

SHOCK - Wikipedia

 

死んだはずの紀之兄さんが助けてくれたSHOCK。

亮ちゃんが僕は悪魔の子じゃないと叫んで to be continue となったSHOCK。*1

 

このように、「SHOCK」という演目自体が可変的であるから、継承も自然なことで、いつかその日も訪れるのだろう。

 

また可変的な舞台であるから、主演が変わったなら、その人に会う役、演出に変えていけばいいのだ。

 

たとえば、ライバル役を主役したり、若い末っ子役を主役にしたり視点を変えてみたらとても面白い作品になると思われる。

 今でも物語の主人公であってもおかしくない、カンパニーNo.2を主役にしたら、本物刀にすり替えた心理や、コウイチ亡き後、さらに前へ進もうとする葛藤が、今より鮮明に描かれるかもしれない。

カンパニーの末っ子を主役にしたら、皆の走る背中の一番後ろから見えたカンパニーが表現されるかもしれない。

コウイチの頼もしさも、その陰にある孤独や傲慢さも、ヤラの自分勝手だけれど一途で純粋なところも今以上に深く描かれるかも知れない。

そんな「SHOCK」の新たな場面を思い描けるのは私だけではないだろう。

また、「show must go on!」さえテーマなら、まったく別のカンパニーが登場してもかまわない。

そんな一味違う「SHOCK」、見たいに決まっている!!

 

 

継承するのは、健人クンでも、山田クンでも、誰でもいい。

誰にだって新しい「SHOCK」を作るチャンスはある。

継承された人による新しい「SHOCK」を作り出してもらえれば、ファンはまたそれを求めて劇場へ足を運ぶに違いない。

 

 そんな日がいつか訪れることを楽しみにしながらも、

今はまだ、光一による「EndlessSHOCK」をもっと見続けたいと思う、矛盾した気持ちの私である。

 

 

 

 

 

*1:続きは無かったけどねww