MTV UNPLUGGED / 長瀬智也
前回のブログでも触れた「MTV UNPLUGGED / 長瀬智也」
2009年にリリースされたこのDVD。
ちょうど「映画・ヘブンズ・ドア(2009年2月7日公開)」にあわせて、ボブ・ディランの名曲「KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR」 とTOKIOと長瀬のオリジナル数曲がMTV UNPLUGGEDで演奏され、それを映像化したものだ。
MTV UNPLUGGEDに長瀬智也が出るとの報を聞き、私は「MTVにジャニーズが出てもいいんだ!!」驚くともに、どんなLIVEになるのか楽しみでしょうがなかった。
残念ながら放送は見ることはできなかったが、DVDが出るとなったら迷うことなく予約、購入である。
ああ、それなのに、それなのに。
前回のブログでも書いた通り、当時は何か自分の期待したものと違っていて、1度見ただけで封印してしまった。
今回、関ジャニの音楽番組でMTVの映像を見て、何かその時とは違う感情が自分の中にわいてきたので、「これはもう一度見てみないと」と思い、ようやく2度目の鑑賞となった訳である。
そして、先ほど全編観終わった。
良かった!ホントに素晴らしかった!
アーティスト長瀬智也をここまで堪能できるのはこのDVDしかない、とさえ思えてきた。
長瀬らしいおおらかな明るい雰囲気は存分に感じられるが、その中にピュアでイノセントな部分が垣間見える。
豪快と見せかけて、実は繊細なアーティストなのかもしれない。
私は何故このDVDを封印してしまったのか。
2009年、まだソングライターとしてはまだひよっこで、自作曲はアルバムに数曲収録されているだけだった。シングル収録は2013年発売の「リリック」まで待たなければならない。きっとアーティストとしての過渡期だったのだろう。
私の中にはTOKIOの長瀬というアイドル像が完成されていた。
そんな長瀬の唄う歌は、UNPLUGGEDでもロックであるはずだった。
そう信じて疑わずに見たこのDVD。
しかし、私の見たい姿はそこになかったのだ。
あれから7年。
棚の奥に寝かせておいたこのDVDが、時を経て熟成され、私のもとに帰ってきた。
いや、ようやく私がアーティスト長瀬に追いついたのだ。
久保田光太郎氏をはじめとするミュージシャンの方々もまた素晴らしい!
TOKIOでも大好きな「GREEN」がいっそう心にしみて、涙があふれそうになる。
いままでほっといてごめんね、「MTV UNPLUGGED / 長瀬智也」
1.アンテナ
作詞 長瀬智也
作曲 長瀬智也
2.イメージ
作詞 長瀬智也
作曲 長瀬智也
3.SEIKATSU
作詞 長瀬智也
作曲 長瀬智也、 久保田光太郎
4.GREEN
作詞 HIKARI
作曲 HIKARI
5.宙船(そらふね)
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき
6.スタンダード
作詞 長瀬智也 、 久保田光太郎
作曲 長瀬智也 、 久保田光太郎
7.Sunset.Sunrise
作詞 久保田光太郎
作曲 久保田光太郎
8.いつかのアレ
作詞 久保田光太郎
作曲 長瀬智也 、 久保田光太郎
9.Out put
作詞 長瀬智也
作曲 長瀬智也、 久保田光太郎
10.Knockin' On Heaven's Door
作詞 Bob Dylan
作曲 Bob Dylan
奇しくも今週末に映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が公開され、6月22日には、地獄図の楽曲などが収められたサウンドトラック「TOO YOUNG TO DIE! 地獄の歌地獄」が発売される。
こちらも楽しみである。